自分好みのインクを調合してオリジナルペンが作れる
からっぽペン。
みなさん、ご存じですか?
こんにちは、はな (@hana_happyseeds) です。
からっぽペンって何?という人も多いと思うので説明すると・・・
普通のペンはインクが入っていますが、見ての通りからっぽです。
こちらのペンに、自分の好きな色を調合したインクを入れて使うことができるんですよ。
ということで、今回は文房具好き、インク好き、オリジナル好きな人におススメの【からっぽペン】を紹介していきます♪
からっぽペンでオリジナルペンを作ろう
からっぽペンにはいくつか種類があります。
使い捨てタイプの「ほそ芯」「ほそふで芯」
カートリッジ式で繰り返し使える「細筆カートリッジ式」「毛筆カートリッジ式」
カートリッジ式で使用する「からっぽカートリッジ」「替ペン先」
そして、オリジナルインクを作る際にも使う「ink-café」です。
商品名 | 仕様 |
---|---|
ほそ芯 |
線幅0.4㎜の細書きタイプ 定価:220円(税込) |
ほそふで芯 |
筆圧の強弱で線の太さがコントロールできる硬筆・極細タイプ 定価:253円 |
細筆カートリッジ式 |
ペン先はほそふで芯と同じ。繰り返し使用ができる 定価:550円 |
毛筆カートリッジ式 |
なめらかな毛筆タイプ。繰り返し使用ができる 定価:880円(税込) |
カートリッジ |
カートリッジ式からっぽペンで使用する空のカートリッジ 定価:385円(税込) |
替ペン先 |
カートリッジ式で使用するペン先の替え(細筆と毛筆がある) 定価:細筆330円(税込) 毛筆660円(税込) |
ink-café |
からっぽペンで使用するインク インクセット定価:3,300円(税込) ばら売り定価:1本550円~(税込) |
今回ご紹介するのは毛筆カートリッジ以外のものです。
では早速、からっぽペンでオリジナルインクを作っていきましょう!
オリジナルインクを作る
・からっぽペン(ほそ芯)
・ink-café ブルー
・ink-café グレイ
・混色用のビーカー(小さなガラスボウルなどでもOK)
・混ぜ棒
・試し書き用のガラスペン(つまようじなどでもOK)
今回は、からっぽペン専用のink-caféのブルーとグレイを混色してオリジナルカラーを作っていきます。
イメージとしては、深みのあるブルーを目指します。
どんな色合いになるかドキドキ
まずはビーカーにブルーのインクを投入。
次にグレイのインクを同量入れてみます。
試し書きをしてみるとまだまだ青さが際立っていたので、追加でグレイを投入。
混色をする際は、インクを少量ずつ入れて色合いを確認するのが良いみたい。
また、計りなどがあると重さの比率で確認できるので便利かもしれません。
私は大雑把な性格なので、見た目の大体の感覚で混ぜ合わせちゃいました(笑)
ブルー1に対して、グレイ3の感じで試し書きをしたらなかなか良い感じ!
ガラスペンが無い人は、つまようじなどにインクを付けて紙をなぞると色が分かりますよ。
色が決まったので、次はいよいよペンにしていきます。
インクの全量が2㎖くらいになるまで調整して、からっぽペンのキットにある「綿芯」を作ったインクの中に入れます。
綿芯がぐんぐんインクを吸い上げていくので、8分目くらいまで来たら引きあげます。
※引き上げた後もインクは上がってきます。
引き上げた綿芯を軽くティッシュで拭いて、からっぽペンに入れます。
尾栓をギュッと押し込んで完成~!
混色したインクの量が2.5㎖くらいだったので、インクが少し余ってしまいました~。
説明書には2㎖~2.5㎖くらいと書かれていたのだけど、2㎖くらいでちょうど良さそうです。
余ったインクは空き瓶などに入れておけば使えると思いますが、今回は量も余りないのでガラスペンでいたずら書きして遊びました。
さて、実際にからっぽペンに入れたペンの色はどうなったのか気になりますよね~。
結果はこちら↓
字が汚なくてお目汚し失礼します^^;
ガラスペンで書いた実際のインクの色と、からっぽペンに入れて書いたインクの色はかなり違いますね~。
インクの色のイメージは同じで、だいぶ薄く出ている感じです。
でもこれはこれで、お手紙に使うのに良さそうな良い色♪
なかなか満足です
からっぽペンいろいろ(ラインナップ)
では、他のからっぽペンのラインナップを紹介します。
画像左から「からっぽペンカートリッジセット」「替ペン先」「からっぽペンカートリッジ式(細筆)」
からっぽカートリッジは、画像右のカートリッジ式のからっぽペン専用のもの。
好きなインクを入れたカートリッジをセットするだけですぐに使うことができます。
また、カートリッジに好きなインクを入れて保存しておくことも可能ですよ。
真ん中の替ペン先は、こちらもカートリッジ式のからっぽペン専用のもの。
ペン先がダメになってしまったときやインクを変えたときに使います。
カートリッジ式にインクを入れてみる
ということで、今度は市販されている万年筆用のインクをカートリッジに入れてみたいと思います。
からっぽペンカートリッジ式細筆には、ペン先軸(細筆)と本体、空のカートリッジ2個と栓をするためのボール2個、スポイト1本が入っています。
使用するインクはパーカーのクィンクミニボトルのグリーン。
下記のパーカー公式ショップでブルーブラックと2本セットで購入しました。
こちらは水性染料系のインクです。
ではこのインクをカートリッジに充填していきましょう~。
からっぽペンカートリッジ式の付属スポイトで、インクを吸い上げます。
吸い上げる量は2メモリ分くらいあれば十分です。
あまり多く入れてしまうとあふれる危険性があるので気を付けて!
次にカートリッジにインクを入れていきます。
慎重に、ゆっくり。
勢いよくスポイトを押すと、ドバっとインクが溢れます。
カートリッジにはインク量を入れる目安が矢印で書かれているので、その位置まで慎重に入れていきましょう。
インクを入れたら付属のボールを押し込んで蓋をします。
押し込みすぎてボールが中に落ちてしまうと使えなくなってしまうので、指などで軽く押しましょう。
ちょっとぼけてしまいましたが、こんな感じでボールが収まっていればOK!
力加減が分かりにくい人は、定規などの平たい部分を押しあてると余計な力が入らないので良いですよ。
最後にペン先に接続して完成です!
画像の向きで差し込んでいきます。
ぐっと差し込むとカチッと音がします。
私はそこで止めてしまって、なかなかインクが出てこないなぁと思っていたんですよね。
そこでもう一度押し込んでみると、まだまだ差し込めたので止まるまで押してみたら、無事にインクが出てきました♪
最後までしっかり押し込むのがポイント
「ほそ芯」「ほそふで芯」「細筆」の書き比べ
カートリッジ式の細筆も無事に完成したので、「ほそ芯」「ほそふで芯」「細筆」のそれぞれの比較をしてみたいと思います。
ほそ芯は、普通のペンと同様に使いやすい細さ。
ノートや手帳、お手紙を書くときに使ったりするのに良さそうです。
ペン先は硬さを感じます。
ほそふで芯は、ほそ芯よりも少し太めといった感じですね。
筆圧によって細くしたり太くしたりもできます。
細かい字を書くのはちょっと大変かな。
ペン先はほそ芯よりも柔らかめです。
細筆は、ほそふで芯とあまり変わらないかなと思っていたけど、太めになりますね。
毛筆よりは細いけど、ノートなどに字を書くのには不向きかな。
カリグラフィーやアート用などに向いているかもしれません。
私はほそ芯が一番使いやすく感じました。
でも残念ながらほそ芯には、カートリッジ式がないんですよね~。
呉竹さん、ほそ芯のカートリッジ式作ってくれないかしら
まとめ
オリジナルのペンが作れるからっぽペン。
いかがでしたか?
私はこのからっぽペンに出会ってから、インク沼にはまっています(笑)
自分の好きな色合いを作るのも楽しいし、その作ったペンで文字を書くのも楽しいのです。
絵が描けたらもっと楽しいだろうなぁなんて思っています。
からっぽペンのおススメポイントをまとめると・・・
ちょっと残念なポイントは、綿芯を使うペンは使い捨てになってしまうこと。
全ての市販インクが使えるわけではないこと。
この2点を除けば私は大満足です。
下の動画はからっぽペンを販売している呉竹の公式動画です。
からっぽペンのイメージが分かりやすいですよ♪