らっきょうは買わずにお家で漬けよう
みなさん、らっきょうはお好きですか?
私は子供の頃、らっきょうのあの独特の匂いや食感が苦手でした。
でも大人になってからは不思議と大好きになったんですよね。
カレーには福神漬けも良いけどやっぱりらっきょう派です。
こんにちは、はな (@hana_happyseeds) です。
らっきょう、苦手な人も多いですよね~。
でもそれ、もしかしたら自分で作ったら美味しいかもしれませんよ!
市販のものって甘すぎたり、酸っぱかったり、食感が柔らかすぎたり、自分の好みとは違うことありませんか?
でも、自分で作れば甘さも食感も調節できちゃうんです。
今回は、らっきょう大好きなはなが、とっても簡単ならっきょう漬けの作り方を2種類紹介します。
らっきょうを食べるメリット
らっきょうは和名を「オオニラ」「サトニラ」といいます。
ニラと名前が付く通り、ニラもらっきょうも同じネギ属の植物。
他にネギ属の野菜はネギ、にんにく、たまねぎなどもありますね。
らっきょうの独特の強い匂いは、にんにくやニラと同じ硫化アリルなどのイオウ化合物が原因です。
硫化アリルはネギ臭さの素ですが、体にはとても良い効果があるんですよ。
・食物繊維が豊富
・血液サラサラ
・食欲増進
・疲労回復
・むくみ改善
・殺菌抗菌 など
これらはらっきょうだけでなく、玉ねぎなどにも同じことが期待できますね。
動脈硬化などの予防・改善も期待出来たり、食物繊維が豊富なので便秘の解消などにも役立ちます。
さらに、らっきょうの旬の時期は5月~7月ごろ。
ちょうど気温も上がり体力なども落ち込む時期です。
そんなときの疲労回復、食欲増進にもおススメなんですよね。
食事の時に1粒2粒食べるだけでも良いですね
簡単!らっきょうを漬けてみよう
らっきょう漬けは意外と簡単にできてしまうんです。
ちょっと皮をむくのに手間はかかりますが、あとは茹でたりしないのであっという間。
今回は定番の甘酢漬けと、お酒のおつまみにもなる塩漬けの作り方を紹介します。
らっきょうの甘酢漬けの作り方
【甘酢漬け材料】
泥付きらっきょう 500g
塩 20g
米酢 300㎖
水 80㎖
砂糖 120g
赤唐辛子 1本
- 1日目
下処理1らっきょうを洗う泥付きのらっきょうをしっかりと水洗い
同時に汚れている部分や表面の皮をむいておきます - 1日目
下処理2らっきょうの根と芽を切る洗ったらっきょうの根っこの部分と、芽の部分をカット
芯が残っていると硬くなってしまうので少し深めにカットをしましょう - 1日目
下漬け下漬けをする下処理の終わったらっきょうと塩20gをボウルに入れ良くまぶす
ラップをし冷蔵庫で一晩おいて置く(下漬け) - 2日目
本漬け準備下漬けしたらっきょうを洗う下漬けしたらっきょうをさっと水洗いし、ざるにあげ水けをきっておく
- 2日目
容器を煮沸らっきょうを漬ける容器を準備ガラス製(またはホーロー)の容器を煮沸消毒しておく
水の状態から容器を入れ、火にかけ沸騰してから5分間煮沸
乾燥させる - 2日目
漬け液を作る甘酢液を作る小鍋に分量の米酢、水、砂糖を入れ火にかける
沸騰したら火を止めて完成 - 2日目
らっきょうを漬けるらっきょうを漬ける消毒した容器にらっきょうをすべて入れる
赤唐辛子を乗せて甘酢液を熱いまま注ぐ(火傷に注意)
粗熱が取れたらふたをして冷蔵庫で保存 - 1か月後
完成完成!1ヶ月ごろから食べごろになります
冷蔵庫で1年間くらいは保存可能
らっきょうの塩漬けの作り方
【塩漬け材料】
泥付きらっきょう 500g
塩 20g
【塩漬けの作り方】
1.甘酢漬けの作り方を参考に下処理をします
2.洗って皮をむき、根と芽を切ったらボウルに入れ、塩20gをよくまぶす
3.消毒した容器にらっきょうを入れ冷蔵庫で保存
食べごろは3日目くらいから
約1週間ほど保存が可能です
塩漬けらっきょうは下処理さえできてしまえばあっという間に完成します。
茹でたりすることもないので、パリッとした食感とらっきょう独特の香りを楽しめますよ。
我が家では甘酢漬けを作る際に、量が多いとおもったら一部避けて塩漬けにしています。
塩漬けはお酒のおつまみにも最高です♪
余ったらっきょう漬けの使い方
甘酢漬けらっきょうは約1年間、塩漬けらっきょうは約1週間ほど日持ちします。
新鮮ならっきょうを買いすぎて、食べきれない!なんてことももしかしたらあるかしら?
まぁそんなことはないとは思いますが、甘酢らっきょうと塩らっきょうが余ってしまったときの簡単レシピを紹介しますね。
【塩らっきょう編】
1.炒め物に使う
豚肉とお好みの野菜、塩らっきょうを刻んで油で炒めます。
味付けは塩らっきょうに塩味があるので、薄めにしてもOKです
2.サラダに入れる
塩らっきょうをお好みのサイズに刻んでサラダにあえて完成
3.タルタルソースに使う
卵を使ったタルタルソースを作ったときに、塩らっきょうを細かく刻んで入れます
ほんのちょっと大人な味わいに
【甘酢らっきょう編】
1.甘酢をすし酢として使う
余った甘酢とらっきょうを細かく切ってごはんに良くまぶし、お好きなお刺身と薬味を加えて刺身丼が完成
2.甘酢でドレッシング
オイルに甘酢、塩コショウなどをお好みで追加しよく混ぜてドレッシングにする
3.和え物に
らっきょうを細切りにして、きゅうりやもやしなどと一緒に和えると1品完成
まとめ
今回はらっきょう漬けの作り方2種類を紹介してみました。
どうですか?意外と簡単ではないでしょうか。
旬の食材をいただくことは体にも良いことです。
しかも自分自身で作ることによって、自分好みの味付けに調整できたり、無駄な添加物を気にすることもありません。
何より美味しいんですよね。
食は体を作るとても大切なものです。
少しの手間をかけるだけで、美味しく体に良いものが作れます。
みなさんも旬の食材を使って美味しく健康的な食事をしましょう!